Beaconデザインパターンカード

2013年06月17日(月)

Beaconデザインパターンカードとは

iBeaconの利用場面や利用者、目的などを効率良く議論するための補助ツールです。特にエンジニアと、iBeaconの商品やサービスの企画メンバーがシステムの仕様を決定する時などに威力を発揮します。iBeacon自体はBluetoothLEを使った通信プロトコルに過ぎませんが、iPhoneと組み合わせたその単純な仕組みは、単純が故に様々な利用場面と用途を想像させてくれます。広がりすぎたアイデアを、基本に戻したり、本来の目的に立ち戻ったりするのに役たちます。

デザインパターンカードの構成

デザインパターンカードは、iBeaconの持つ技術要素、それを使う利用場面や状況に応じて分類されています。カードは11区分、30種類に分かれており、ほとんどのビーコンの使い方を網羅しています。

デザインパターンカードの使い方

デザインパターンカードは、これからiBeaconを利用しようとするすべて方に、オススメ致します。使い方は簡単です。11に区分けされた、カードをそれぞれチェックし、自分の用途に当てはまるかどうかを調べていきます。自分の用途に当てはまるカードを集め、それぞれの機能や働きの実現に向けてアクションを起こしていけば、システムが完成します。例えば、観光地のポイントに近づいたら、ポップアップで情報を提示するシステムが必要だったとしましょう。そうであれば、
「1-1-3エリア」[1-3-3][1-5-3][3-1-1]を選び、それぞれの実装に関して進めていけばいいのです。さあ、みなさんもこのカードを使って、効率的にサービスやアプリケーションを開発するのにチャレンジしてみてください。